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魔女の一撃
みなさん、お疲れ様です。
またまた暑さとコロナが激しくなってきました。
お互い、気をつけましょう。
とは言え、気をつけてはいても、ちょっと力が入りすぎたり無理をしようとして「アレ」にやられてしまう人もいます。
「アレ」って何?
「アレ」というのは「ぎっくり腰」のことですよ。
あの脅威は、いつどこで誰に襲いかかってくるかわからないという点でコワいものです。
ドイツ語で「Hexenschuß(ヘクセンシュス)」といい、日本語に直訳すると「魔女の一撃」となるそうです。
私の人生初ぎっくり腰体験は、こともあろうに「マンガ喫茶」で起こりました。
独り身だった当時の私には、時々家にも帰らず「マンガ喫茶」や「ネカフェ」で好きな漫画を一気読みしながら寝落ちしてそのまま朝帰り…という趣味(?)がありました。趣味なんて高尚なものでなく、単なるストレス発散かもしれませんが。
その日はマッサージ付きシートもごろ寝できるフラットシートも満席で、通常のリクライニングシートに案内されました。そしていつものように好きな漫画を全巻ぶっ通し読んで寝落ちし、明け方近くになって目が覚めました。
体を起こして目の前のテーブルの飲み物に手を伸ばした時、右腰の背骨付近にプラ袋の角が当たったような「チクッ」という感触がありました。「ん?」と思って手を回そうとした次の瞬間…強烈な痛みがそこを中心に腰全体に広がります。
あまりの痛さに個室の中で変な声が出てしまいました。人生初レベルの痛みで頭の中はパニックになりとにかく立ち上がろうとするのですが立てません。数十分間悪戦苦闘しとりあえず一番痛みの少ない角度を見つけて壁や手すりにつかまりながら何とかチェックアウトを済ませました。
本当はこの後車に乗るまでもいろいろ苦労があったのですが割愛します。
とりあえずお医者さんに行きました。
私「チクッとしたかと思うと突然ものすごい痛みで動けないぐらいになったんです」
お医者さん「ああ、ぎっくり腰ですね」
私「え?」
お医者さん「ある程度の年齢になるとなる人も多いんですよ」
私「はあ」
お医者さん「まあ、しばらく安静にしておいて。痛み止めは出しておくからね」
私はもっとすごい病名を予想していました。入院や手術がいるんだろうかと心配したりしました。お医者さんの軽い対応で少しほっとしたのは事実です。そしてその時までは身の回りで「ぎっくり腰で仕事を休んだ」とか「動けなくて電話もできない」という話を聞いて、「いやいや、大げさでしょ。腰がちょっと痛いぐらいで」と軽く流していましたが「そうか、ぎっくり腰ってこんな威力があるんだ。うーんナメてたぞ」とよくわからない反省をしました。
ご経験のある方はもちろん、ない方もご用心くださいね。
予防法や対処法などはインターネットで少し調べると出てきます。
とにかくその時が来ても「焦らず」にお医者さんに行きましょう。
というわけで、次回もお願いします。
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