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2024年7月15日 ブログ
安衛便り 7月号 2024
皆さんお疲れ様です♪梅雨入りして10日程経ちましたが、一つ言いたいことがあります。
暑過ぎませんか⁉今日なんて最高気温37度ですからね💧暑過ぎる梅雨に心身共にやられている係長Sです( ノД`)シクシク…ということで、毎年恒例の熱中症対策を今回のテーマとさせて頂きます♪
過去記事と被る所があるかもしれませんが、熱中症のメカニズムや症状のレベルなどをお伝えしておきます。
皆さん、熱中症には4つのタイプがあるのはご存知でしょうか?
症状が軽い順に 熱失神<熱けいれん<熱疲労<熱射病
この4つをまとめて「熱中症」と呼びます。
- 熱失神のメカニズム~暑さで皮膚の血管が広がると、血流が減るため血圧が低下し、脳に送られる血液の量も減ってしまし、熱失神の原因となる。めまい、顔面蒼白、脈が速くて弱くなる、一時的に失神。
- 熱けいれんのメカニズム~汗を大量にかき、水分だけを補給した場合に起こる。汗には水分だけではなく、塩分も含まれているので、水分補給だけをして塩分を摂らないと血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下。電解質のバランスが崩れ、足、腹部、腕の筋肉に痛みを伴うけいれんが起こります。
- 熱疲労のメカニズム~大量の汗をかくことで、水分、塩分共に足りなくなり重度の脱水症状を起こした状態。但し体温調節機能はまだ働いており、発汗はみられる。症状としては、全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、集中力、判断力の低下。衣服をゆるめて風通しを良くし、涼しい場所で水分補給を行いましょう。
- 熱射病のメカニズム~熱疲労が更に悪化した状態。体温調節機能が働かなくなり、発汗もなくなる。体温も上がり続け、40℃を超える場合もあります。体温が41℃になるとけいれんが起こり、42℃を超えると細胞が破壊され、死亡するケースも。意識障害やふらつきといった症状もみられます。この状態では命の危険があるので、直ちに救急車を呼び、身体に水をかけたり、首筋やわきの下などの太い血管を冷やしたりして下さい。
最後に、汗が出るのは体温が上がり過ぎるのを防ごうとしているサインです。
汗が出てきたら必ず水分・塩分を必ず摂取しましょう♪
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