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2024年6月14日 ブログ
安衛便り 6月号 2024
皆さんお疲れ様です。GWも終わり、そろそろ毎年恒例のアイツがやってきます…
アイツが来て喜ぶ人はきっと少ないはず!と思っている係長Sです( ・´-・`)
え?アイツって?そう、皆さんご存知、「梅雨」です。
太陽の光を遮り、ジメジメムシムシのシーズンがついに到来しそうです^^;
ということで、今回のテーマは梅雨時期による食中毒です。
梅雨に入ると気温もそれなりに上がり、湿度も上がる為、
食中毒になりやすい条件が揃います。
一年を通したデータでも、6月が一番件数が多く梅雨時期の高温多湿の影響が伺えます。
特に6月以降に増殖が目立つ細菌として、カンピロバクター・ブドウ球菌・ウェルシュ菌などが挙げられます。
・カンピロバクター~熱や乾燥に弱く、鶏肉(刺身や加熱不足のもの)、牛の生レバーなどに存在。 症状としては、下痢・嘔吐・腹痛・発熱・頭痛・悪寒など潜伏期間1~7日間。
- ブドウ球菌~熱や乾燥に強く、酸性やアルカリ性が強いところでも増殖。おにぎり、お弁当、肉・卵などの調理加工品に存在。症状としては、悪心、嘔吐など。通常、24時間以内に改善する。潜伏期間30分~6時間。
- ウェルシュ菌~酸素のないところで増殖。大量の食材を調理するときに発生しやすい。肉類や魚介類を素材としたたんぱく食品など(カレーなどに多い)腹痛、下痢、吐き気など 潜伏期間6~18時間
食中毒予防には上の図の様な、食中毒予防の三原則が効果的です。
① 付けない ② 増やさない ③ やっつける
以上三点を踏まえて、今年の梅雨を乗り切りましょう♪ それではまた次回
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