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みなさんお疲れ様です。
先週は最強寒波の影響で日本のあちこち大変でした。
私たちも備えていましたが、幸い大雪やひどい凍結には遭わずにすみました。

さて、私がまごころ清掃社で回収の仕事をさせていただくようになってそれなりの年月が経ちました。
その中で以前は辛かったけれど「慣れて」きたものが二つほどあります。
まず「臭い」です。
我々の仕事は廃棄物の回収なので、ある意味あらゆる「臭い」に飛び込んで作業します。
この仕事に就いて間もない頃は、一つ一つが強烈な体験でした。
とはいえ、これが我々の仕事の対象なのだから逃げるわけにはいきません。
そんなこんなで毎日がんばっているうちに、少々の悪臭では驚かなくなりました。
まあこの人間の慣れる能力のおかげで仕事について進化したわけです。
ただ、この臭いに対する慣れには注意すべき点があります。
まごころ清掃社の収集車はみな洗車がしっかりされていますが、それでも場合によっては臭いの強い廃棄物を回収します。そのときは車の周りにはその臭気が漂います。
私たちは慣れているので平気ですが、一般の方にとっては「異臭・悪臭」です。
だから、収集車で歩行者の側を通過したり作業のためにお店の敷地内や近くに停めたりする時には気を遣います。
なるべく迷惑のかからない場所で手早く作業して早々に立ち去るのが一番ですね。

もう一つは「寒さ」。
個人的な話になりますが、私は以前勤めていた会社の旅行でアメリカ・カナダに行ったことがあります。
まだバブルの余韻が残る頃なので、かなり大盤振る舞いの社員旅行でした。
時期は3月中旬。
その中で、カナダのトロント周辺を散策した時のことです。
午前11時過ぎで外気温は0℃前後。
当時の私は「ガチ冬装備」で、それでも寒い寒いとつぶやいたものです。
カフェで昼食をとり店を出ると陽射しが良好で気温が2℃ぐらいまで上がってきたようです。
すると、街のあちこちの外のテラス席の地元の人たちは上着を脱いでランチや会話を楽しんでいるのです。
中には半袖Tシャツ一枚になっているニイちゃんもいます。
いや、驚いた。

現在、私は朝4:30〜5:30ぐらいに出勤して外気温が氷点下の日でも普通に作業の支度をし、出発して回収にあたっています。
着用している服も「まごころ装備」で、アンダーこそヒートテックですが動きやすさが大事なので防寒ベストと首タオルがメインです。
家人からも「それだけで大丈夫なの？」と聞かれたことがありますが「うん」と答えながら少しだけカナダ人の気持ちがわかったような気がしました。

というわけで、慣れは人を強くしますがくれぐれも油断につながらないように気をつけなくてはいけませんね。

ではまた次回もよろしくお願いします。

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