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2023年1月17日 ブログ

R.I.P

みなさんお疲れ様です。

朝方はかなり寒い日々が増えてきましたね。そろそろ雪の日も来るのか?…という感じもします。まごころ清掃社の業務用の車たちも冬用タイヤに履き替えています。もちろんタイヤの種類にかかわらず、雪や氷相手なら慎重な運転は当然ですが。

さて、先週は偉大なアーティストの訃報が続きました。

一人はジェフ・ベックさんです。

彼の音楽性の凄さやミュージシャン(特にギタリストとして)の業績は、私なんかよりよほど詳しい方や愛着の深い方がたくさんいらっしゃると思うのでここではあまり書かないことにします。だって「ロックの名ギタリストを3人挙げろ」と言われたら、10人中8人はその中にジェフの名を入れるのでは?そのぐらい誰もが知っている偉大なアーティストですから。

個人的な感想だけにとどめれば、ただただ残念です。もう10年か15年長生きして、滅茶苦茶カッコよくてシブくてトレモロアームを利かせまくるギターをサラッと弾くジジイになったところを見たかった。

もう一人は高橋幸宏さんです。

私の世代はYMOがティーンエイジのど真ん中で、世界的に大ヒットしていたことが印象深いと思います。

テクノポップは電子楽器による演奏がポイントですね。その頃のテクノブームの洗礼を受けた音楽小僧たちは、シンセサイザーやリズムマシン、ボコーダーなどを部屋に積み上げてピコピコやっていたものです。

高橋さんはYMO以前からたくさんの伝説的なバンドに参加されていたので、すでにそのテクニックは有名でした。実際高橋さんのドラムワークは凄まじいレベルの正確さで機械に負けてないんですね。若僧だった私は「そうか。機械バリバリのテクノでも生ドラムで参加しているのはすごい!やっぱりプロは違う」と、変な納得の仕方をしていました。

よくネット記事で「本当に上手い〇〇ランキング」があります。私は話のタネとして楽しんでいますが、あまり真に受けないようにしています。

だってどのアーティストやプレイヤーが好きで上手いと思うかは人それぞれの価値観で全然違いますよね。

それに技術的に超絶レベルの持ち主はメジャーの外にも山ほどいます。私もライブハウスやホールで何人も見聞きしました。何故こんなに上手いのにみんな知らないんだろう?と不思議なぐらいの人もよくいます。

しかし、音楽は技術を競う分野ではありませんね。あくまで同じステージやスタジオのプレイヤーたちに愛されて、聴き手の心に響くことが大事です。人間性はもちろん、時の運だってあるでしょう。上手いだけでなく、演奏で人を惹きつけ幸運をつかめる人。

そういう意味でも、先週世を去った2人は偉大なアーティストだったのだと思います。

ご冥福をお祈りします。

というわけで、我々も人々に愛され心に届く仕事がもっとできるようにがんばりたいです。

また次回もよろしくお願いします

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