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2022年11月21日 ブログ

路上にて

みなさんお疲れ様です。

先週は高野社長の計らいで予祝夕礼及び大嶋啓介先生の講演会に参加させていただきました。

私個人としては、大変よい時間と機会だったと感じています。

まごころ清掃社に入る前の人生を含めると何十回も研修や講演に行き何百回も「全体朝礼」に出席してきましたが、今回のまごころ清掃社の夕礼・講演はその中でも本当に印象的で心に響くものでした。

偉そうな言い方をすれば「何が語られるか」ということ以上に「どんな人が語るか」が自分には大切で、そういう意味で「素晴らしい人々が語る瞬間」に出会えたことがありがたかったと思います。

さて、ちょっと真面目な話の後は軽い話で。

今はもうやっていませんが、私は以前路上でライブ(?)を時々やっていました。と言っても、メインはアコースティックギターをかき鳴らして歌う友人の方で、私はベースやギターでサポートする方でした。

そのおかげで、同じく路上で何か活動している人に接触することもよくありました。

ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、かつて町田に「木星おじさん(私たちは勝手にそう呼んでいました)」という人がいました。

駅への通路上で「木星に行こう」という立て看板を出し「木星の衛星(イオやエウロパ?)に人類は移住しよう」と道ゆく人にチラシを配布していた人です。ちなみにチラシには「太陽系新聞」という名前がついていました。

ある日私が遅れて現地に着いた時、ギターボーカルの友人は先に来てこの木星おじさんと話していたそうな。

聞けば、木星の衛生移住計画には政治、経済、物理学、工学、医学そして文化・芸術に至るまでさまざまな人材が必要で、それを集めるために自費で「太陽系新聞」を発行し人々に配っているとか。友人がおじさんに昼間はどんな仕事をしているのか尋ねたら、新聞配達をしているとか。「一日中新聞を配っているんだなあ」とは友人の弁。

おじさんは大真面目で夢を追いかけているので、その後も街角でその姿を見かけると何故か安心したりもしていました。

月日が過ぎ友人は活動場所を居酒屋やバー、カフェなどに移し、私も路上と音楽から離れてしまいました。

5年以上経った頃でしょうか、友人に「そういえば、あの木星おじさんってまだいるの?」と聞いたところ「いや、もう何年も前から姿が見えないんだよ」「ああ、そうなんだ」

数瞬の間の後友人が

「ホントに木星に行っちゃったのかもしんないな」

おじさんに幸あれ!

というわけで、年末が近づいてくるとあちこち人出や車両通行量が増えてきます。より慎重に安全運転・安全作業でいきましょう。

次回もよろしくお願いします。

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