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2022年11月7日 ブログ

まごころを君に

みなさんお疲れ様です。

先月末の韓国梨泰院での転倒事故は本当に痛ましいものでした。先週のこのブログ記事を書いているさ中報道された事故ですが、いまだ全容が明らかにはなっていないのでここでその関連のお話は今しばらく控えておこうと思います。今はただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

さて、話変わって表題の「まごころを君に」です。

40代前後の方なら「新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に」を思い出すかもしれません。パチスロでも扱われたタイトルなので、映画を観ずともご縁のある方もおられるでしょう。

これが60代以上の方になるとアメリカの実写映画「まごころを君に」を連想されるかもしれません。日本でも公開されしばらくの年月後TVの「日曜洋画劇場」でも放送されたそうです。

この2つの後者、つまり「、」のない方の「まごころを君に」は原作の小説の方が有名です。

「アルジャーノンに花束を」はアメリカのダニエル・キイスが1959年に発表した中編SF小説が元です。その後1966年に長編化され、日本でも共に出版されました。

すでに読まれた方はともかく、未読の方へのネタバレを避けるためにここでは「知的障害者の主人公が最先端の医療技術で臨床実験を受ける」「『アルジャーノン』は実験用ネズミの名前」とだけ内容を紹介しておきます。

この作品はSF小説の金字塔として知られ、名作ランキングには必ずといっていいぐらい入り、たくさんの作家や評論家、アーティストが「最高の一冊」として挙げるほどです。

かく言う私も中学生の時に読んで「初めて読後の感動で泣いた」という経験があります。

旧劇場版エヴァの「まごころを、君に」は庵野秀明監督がこの「アルジャーノンに花束を」の映画化版「まごころを君に」からとったわけです。

ちなみにTV版「新世紀エヴァンゲリオン」の最終話のタイトル「世界の中心でアイを叫んだけもの」もアメリカのハーラン・エリスンの短編集「世界の中心で愛を叫んだけもの」が元ネタですね。

「まごころ」は我々の会社の名前にも入っています。蛇足ながら私は「まごころ清掃社」というネーミングは入社前から「秀逸だなぁ」と思っていました。

多くの企業が漢字やカタカナ、アルファベットの名前で世に出ている中、ひらがなを先頭に持ってきてしかもシンプルで覚えやすく理念もよくわかる名前というセンスが絶妙かつインパクト絶大だと感じていました。

というわけで、朝晩は冷え日の出もどんどん遅くなっていきますが、健康と安全にご留意ください。

また次回もよろしくお願いします。

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